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【完全版】狙ったお客さんに商品が売れる!集客に悩まなくなるコンセプトメイキングの極意

この記事では、ホームページ制作における商品やサービスのコンセプトについて解説いたします。
そもそもコンセプトを理解して商品を紹介しないと集まらないし売れないということが起こります。

「良い商品を作ったはずなのに、なぜか売れない…」
「そもそもコンセプトって何?どうやって考えればいいの?」
「集客にいつも苦労している…」

もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、この記事はあなたのためのものです。

多くの人が勘違いしているコンセプトメイキング。
実は、売れるコンセプトには明確な「型」と「思考法」が存在します。

この記事では、誰もが陥りがちな間違いから、具体的な作成ステップ、そして成功の鍵となる「気づき」の与え方まで、コンセプトメイキングの全てを解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの商品やサービスがなぜ売れなかったのかが明確になり、明日から実践できる具体的なアクションプランが手に入っているはずです。ホームページでの商品紹介もそのうちの1つです。

コンセプトとは?多くの人が犯す勘違いと売れるための考え方について

  • 真新しいものは不要!重要なのは「ベネフィット」
  • 「なんか良さそう」の正体はイメージの差
  • コンテンツとコンセプトは表裏一体
  • 変化が大きければ大きいほど成功確率は高まる

真新しいものは不要!重要なのは「ベネフィット」

コンセプトメイキングと聞くと、多くの人が「誰も聞いたことのない、全く新しいものを作ること」だと勘違いしています。しかし、それは大きな間違いです。奇抜なアイデアや、オリジナリティ溢れるネーミングを考える必要は全くありません。

最も重要なことは、あなたの商品やサービスが「お客さまにどのような変化をもたらすか(ベネフィット)」を明確に提示できるかどうかです。

お客さんは、真新しさにお金を払うのではありません。自分の悩みや課題を解決してくれる「価値」に対してお金を払います。
つまり、お客さんが見たときに「あ、これいいな!」「私のための商品だ!」と感じてもらえるような、強力なベネフィットこそがコンセプトの核となるのです。

逆に言えば、お客さんが「なんか違うな」「自分には関係ないな」と感じてしまうのは、このベネフィットがズレていることが原因です。

「なんか良さそう」の正体はイメージの差

お客さんが商品を購入するかどうかを判断するとき、実は論理よりも「感覚」が大きく影響しています。

「なんか良さそう」「なんか怪しい」「なんか違う」といった、直感的なイメージです。この「なんか」の正体こそ、コンセプトが正しく機能しているかどうかの指標になります。

例えば、「汚れを取り除き血行促進するヘッドスパ」というサービスについてどう思いますか?

これを聞いて、多くの人は「よさそうだけど、必要ないかな」と感じるのではないでしょうか。
なぜなら、このサービスが提供する「汚れを取り除き血行促進する」というベネフィット(変化)に対して、お金を払ってでも解決したい、と強く思う人が少ないからです。

つまり、ベネフィットの価値が低いため、「なんか悪そう」というイメージにつながってしまうのです。
逆に言えば、売れるコンセプトとは「なんか良さそう」というポジティブなイメージを抱かせるものです。

あなたのコンセプトは、お客さんにどんなイメージを与えているでしょうか?
まずは、このお客さんが変化する部分を見つめ直すことが重要です。

コンテンツとコンセプトは表裏一体

よくある間違いとして、「中身(商品やサービス)はイマイチだけど、見せ方(コンセプト)さえ良ければ売れる」という考え方があります。

たしかに詐欺まがいの商品や、サービスは粗悪でも営業の人が上手で契約してしまったなどはあるでしょう。しかし、がっかりさせてしまうと二度と信頼してはもらえません。

「商品」と「コンセプトメイキング」を別々に考えるのではなく、常にセットで捉えましょう。

あなたの商品は、どの状態の人を、どのように変えることができるのか?
この変化(ベネフィット)を明確に定義することが、全ての土台となります。

変化が大きければ大きいほど成功確率は高まる

お客さんがどのように変化するのか、そこを埋めるものが商品です。そして、どのように見せるのかというパッケージの部分になります。

先ほどのヘッドスパの例ですが、もし「白髪が黒髪になるヘッドスパ」や「不眠と肩こりが解消されるヘッドスパ」ならどうでしょう?同じヘッドスパというサービスでも印象は違うはずです。

俯瞰して考えたときに、この変化に「いくらまで払えますか?」が集客や単価に繋がります。
「白髪が黒髪になるヘッドスパ」の施術にいくらまでなら払うか考えてみてください。

5000円ですか?1万円ですか?

では、なぜその値段にしましたか?

・本当に効果があっても分かるまでに時間がかかる
・白髪にそこまでお金をかけたくない
・安ければコスパがいいと判断する

このような感じでしょうか。
そして考えるべきは、世の中の人は商品を聞いて変化が分かると必ず何かと比較をします

この例の場合だと、「白髪を黒髪に戻す」方法は一般的には白髪染めです。ということは数百円の白髪染めや数千円の美容室と比較されてしまうわけです。これでは施術1回が1万など設定されていると「高い」と判断されて単価を上げることは難しいでしょう。

もし「不眠と肩こりが解消されるヘッドスパ」であった場合、悩みはもっと深く、本当に苦痛を解消したい人がターゲットになり、施術1回が1万円でも「安い」と判断した人がリピーターになるでしょう。

同じ「ヘッドスパ」というサービスであっても、単価が変わるのです。

売れるコンセプトを生み出す3つのステップ

  • ステップ1:手段を徹底的に具体化する
  • ステップ2:市場をリサーチし、ターゲットをずらす
  • ステップ3:業界の「常識」を壊して「気づき」を与える

ステップ1:手段を徹底的に具体化する

あなたの商品が提供するベネフィット(変化)を、お客さんは「どうやって」手に入れることができるのでしょうか?この「手段」を徹底的に具体化し、解像度を上げることが、コンセプト作りの最初のステップです。

例えば、「インターネットで集客するならお任せください」といったサービスがあったとします。

まずは、どのような状態の人がどのようになるのかという変化を明確にします。次にその変化を起こすために何が必要かといった手段を具体的にしていきます。

ここで、手段について「どうやって?もっと具体的にどのように?」と自問自答しながら深く掘り下げていきます。

「毎日ブログを投稿するのか?週に1記事投稿なのか?SEO対策をどのようにするのか?」「Youtubeをやるのか?投稿頻度はどうするのか?小出しにするのか完全版で出すのか?ショート動画なのか?」「SNSも始めるのか?」といった具合に、手段をできるだけ具体的に明確にしていくことが重要です。

この「手段の具体化」がなぜ重要かというと、これがあなたの商品の独自性、つまり「売り」になるからです。

「1日5分の作業で、顔出しせずにYoutubeのショート動画だけで月100アクセス集める手法」のように、手段が具体的になればなるほど、お客さんは「自分にもできそう」「他とは違う」と感じ、興味を持ってくれます。

多くの人は、この掘り下げが甘いままコンセプトを考えようとするため、ありきたりで響かないものになってしまうのです。

まずは、あなたの商品やサービスが提供する価値を、どのような具体的なステップや方法で実現するのか、誰が聞いても明確にイメージできるレベルまで言語化することから始めてみてください。

ステップ2:市場をリサーチし、ターゲットをずらす

具体的な「手段」が明確になったら、次に考えるのは「誰に売るか?」というターゲット設定です。

しかし、ここで重要なのは「その手段をまだ知らない、気づいていないターゲットは誰か?」という視点です。
これを「ターゲットをずらす」と呼びます。

例えば、「保育士や介護士の生活の質を上げるために、不動産投資を支援する」というコンセプトがあったとします。一見良さそうに聞こえますが、そもそも保育士や介護士ってお金持ってそうですか?

これでは、高単価で販売するのは難しいでしょう。
ここで「ターゲットをずらす」という思考を使います。

「不動産投資を支援するコンサル」という手段は同じでも、この手法に価値を感じ、かつお金を払える別の業界はないだろうか?と考えます。もっと投資意欲が高いターゲットが見つかるでしょう。

このように、自分の持っている「手段」を軸に、最も価値を感じてくれる、そして最も支払い能力のある市場・ターゲットへと意図的に狙いを定めるのです。先ほどのヘッドスパの例もこの考え方をしています。

「どうしても保育士や介護士の生活を楽にしてあげたい!」といった想いは分かりますが、そもそも高単価な不動産投資なんて売れますか?そのターゲットは本当に合ってますか?となってきます。

稼いだお金を使って支援したり、もっと手軽な方法を提案したほうが現実的なのですから。ビジネスと好きなこと、得意なこと、好きな人などは全くの別物で分けて考える必要があります。

あなたの強力な「手段」は、誰に届けたときに最も輝くでしょうか?その視点で市場をリサーチすることが、成功の確率を飛躍的に高めます。

ステップ3:業界の「常識」を壊して「気づき」を与える

売れるコンセプトの最終的なゴールは、お客さんに「そうだったのか!」という強力な「気づき」を与えることです。ここまでお伝えしてきたベネフィットや変化も含みます。

この気づきこそが、お客さんの心を動かし、行動を促す最大のエンジンになります。
では、どうすれば「気づき」を与えられるのでしょうか?

その答えは、ターゲットとなる業界の「常識」や「当たり前」をリサーチし、それを真っ向から否定する、あるいは全く新しい視点を提示することにあります。

例えば、医療業界では看護師の募集のために紹介業者に多額の広告費をかけることが「常識」となっています。「ホームページに1ページ追加するだけで集客を自動化して広告費は半分になる!」と打ち出せば、「え、何それ?」と強烈な興味を引くことができるでしょう。

リサーチすべき視点は、提供している医療の質や名医の紹介などの手段ではなく、「業界の常識」です。僻地であっても平等な医療を提供するという背景があってか、医療福祉の業界はウェブマーケティングが時代遅れ、しかも、そこにお金を払うという文化すらほとんどありません。「看護師1人を採用するために100万円以上をかけているのに、ホームページの内容はスカスカ」がよくあるのです。

不動産業界では、訪問したり電話をかけたりといったプッシュ型の営業が「当たり前」なら、家を買いたい・売りたいという人が自動で集まるプル型の集客モデルを提示する。エステ業界でホットペッパーやSNS集客が「当たり前」なら、セミナー集客という新しい手段を提示する。

このように、業界の固定観念の「逆」を行くことで、あなたのコンセプトは唯一無二の存在となり、強力な「気づき」を生み出すのです。強力な気づきとは、「え、何それ?そんなやり方があったんですか?」とターゲットがなることです。

業界の常識を覆すことを考えてリサーチをすることが重要です。ただそれだけで、あなたのコンセプトは「面白い!」「話を聞いてみたい!」と思われるものに生まれ変わります。

まとめ:売れるコンセプトメイキングは「気づき」がすべて

この記事では、売れるコンセプトメイキングの極意について解説しました。
重要なのは、奇抜なアイデアではなく、お客さんのための「ベネフィット」を追求することです。

そして、具体的な「手段」を明確にし、その価値を最も感じてくれる「ターゲット」にずらすこと。

最終的には、業界の「常識」を壊し、お客さんに強烈な「気づき」を与えることで、あなたのコンセプトは完成します。この思考法を身につければ、もう集客や売上に悩むことはありません。

Webonnyでは、このような「マーケティング」を取り入れて結果を出すためのホームページ制作を意識しています。もしあなたがホームページ集客についてお悩みなら、Webonnyと二人三脚でチャレンジしてみませんか?

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